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北欧スタイルのTVボード〜アンティーク家具のローボードを再生
2010.06.02 Wednesday
北欧のインテリアで探すのを苦労したのがこのTVボード。
北欧ではあまりTVを見ないからか?アンティーク家具をいくら探してもTVボードが見つからないのです。
そこで、造りつけのTVボードを設計する事も考えたのですが・・・
クオリティーを求めてしまうととても高くなってしまうのです。
そこで、アンティークのローボードでTVボードとして使えそうなものを探す事にしたのです。
その中で出会ったのがこの家具です。
一目惚れ(笑)
しかし、この家具・・・
実は北欧の家具でなくてイギリスの骨董家具だったんですよ。
タイトルで北欧スタイルのTVボードと謳っておきながら英国家具で申しわけありません・・・
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しかし、細かいディテールなどは北欧家具に通じるやわらかさを持っていて愛着の持てる家具です。
TVボードにあると嬉しい抽斗がついていてなかなか良いデザインです。
※写真をクリックすると拡大します。
中央部分は下にヒンジがついていて開くタイプの扉の家具でした。
この部分にDVDレコーダーや5.1chのチューナーなどが収納できる事を確認し、購入を決めました。
もともとTVボードとして設計されていないので、購入後に機器が入らないという事では意味がないですからね。
背板部分に穴あけ加工を施し、TVのアンテナや配線を通せるようにします。
今のDVDレコーダーはテレビと同じメーカーのものであればテレビのリモコンで連動して録画等を出来るものもありますが、TVのみの利用の時も無駄に起動してしまうのはちょっと勿体無いのですよね。。。
その為、連動操作を解除してレコーダー利用時は扉を開けて鑑賞する事としています。
子供の悪戯からは容易に免れる事が出来ませんが、今のところ不自由なく利用できています。
引戸の家具等をTVボードに転用すればもう少し使い勝手も良いかと思います。
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TVボードの背後には間接照明を用意し、夜はほんのりとつけて利用します。
灯りで浮かび上がるその姿はまた格別です。
せっかくのTVボードですからTVを見ていないときにも絵になる演出で空間に彩を与えたい所です。
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今回紹介した北欧風TVボードは実際我家で利用しているTV台です。
高さは通常のTVボードよりも高く一般的ではありませんが、大型のTVであれば(写真は42inch)それほど目が疲れるという事はありません。(ただ、そんなに長時間連続してTVを見ていません)
でも、やはりソファーなどはゆったりもたれかかるタイプのものでないと首が疲れてしまうかもしれません。
座の部分の浅いソファーや首の部分をクッションなどでサポートできないものの場合は苦労するかもしれませんので、念の為お伝えしておきます。
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ちなみに現在子育て真っ最中の我家ではこのTVボードにオムツや靴下のストック、玩具なども一時的に収納しています。
抽斗には説明書や小物を収納できるのでとても便利です。
確か、この家具10数万円だったと思ったのですが、もしこのグレードのものを設計しようと思うとその倍はくだらないわけで、造りつけ家具と既製品(北欧アンティーク家具)を織り交ぜて空間をコーディネートしながら設計する事も重要だと思うのです。